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たかがリウマチ、じたばたしない。

2015年初めに不明熱で入院、急性発症型の関節リウマチと診断された中高年男子。リハビリの強度を上げつつドラッグフリー寛解を目指す。そしてゆっくりとリウマチ治療について考えていきたいと思います。

「客寄せ」する民間療法や健康食品にのらない

治療法の選択

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ξ 

書籍やネット情報、うわさだけで、その医療機関に飛びつくのは危険だと思います。

実際に医師に会って会話して、その医師に治療を委ねるどうか決断をすべきです。

関節リウマチは、鑑別すべき疾患が非常に多いので検査も煩雑で、再びゼロから診察が必要となれば本格的な治療が1~2カ月遅れていくことになります。

気軽に転院できる病気ではありません。

 

ξ 

僕は、行政機関・団体主催の医療講演会などで実際に医師に会うことで、どういうタイプの治療を実施しているかわかるとともに、医師の雰囲気も確実につかめるので極力参加するようにしました。

初めて聞いた内容があったりして感心したら、その医師に感想を送ったらよいと思います(メールでも)。

2か所くらいは、いつも候補を考えておくとよいと思います。

そして今の担当医の治療方針にどうにも納得できなくなったら、その時は治療の遅れも覚悟して躊躇なく転院していくべきだと思います。

 

ξ 

さて、このような標準的な関節リウマチ治療の層の厚さは、民間療法には全くありません。

その治療家によって関節リウマチが改善しなかったら転院する医療機関がありません。

除外すべき民間療法について僕の気付いた点をまとめると次のようなことになります。

 

  1. 患者の心の持ち方に治らない原因があるとか治療家としての逃げ道を最初から用意している。
  2. 寛解率、完治率といった定量エビデンスが見当たらない。発症早期にメトトレキサートと生物学的製剤を用いれば約60%の寛解率が得られるというような定量エビデンスはよく公開されていますが、アヤシイ治療家の寛解率、完治率がHPに掲載されていることはまずありません
  3. その代わりにやたら体験談・手記を掲載している。たった1%でも寛解、完治した患者がいれば体験談を書かせることができます。体験談・手記はその治療が有効であることの証明にはなりません。健康食品のTVコマーシャルのように、これは感想であって効果を示すものではありませんとの注記も、もちろんありません。体験談・手記は、健康食品同様、単なる「客寄せ」と考えるべきです。

 

ξ 

現在の標準的な治療は対症療法で原因療法ではないという問題があるのは事実です。

しかし、医療の発展途上国ならいざしらず、高度な治療水準を求めることが可能な日本の環境下で、医師・関係学会・研究機関・行政などで活発に情報が行き来する治療法を軸に選択していくことは、自然なプロセスといえるのではないでしょうか。

僕は、患者である自分のありふれた常識を、まずは信用しようと思います。