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たかがリウマチ、じたばたしない。

2015年初めに不明熱で入院、急性発症型の関節リウマチと診断された中高年男子。リハビリの強度を上げつつドラッグフリー寛解を目指す。そしてゆっくりとリウマチ治療について考えていきたいと思います。

心の不調には、筋力・体力をつけてみたらどうだろう

リウマチとこころ リハビリと再生

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ξ

ちょっと忙しくなってストレッチをさぼってしまうと痩せてきます。

筋肉が落ちてくるのです。

ヤバイと気づいて負荷ストレッチを再開します。

 

僕は走ったり、長時間歩くことができないので室内型ストレッチに特化しています。

体重はあまり落ちなくとも筋肉がついて体脂肪率が落ちてきます*1

すると体調が良くなるので、栄養不良ダイエットで無理に痩せようとする気なんて無くなります。

こうなればしめたものです。

 

心の不調があったり高年齢化したりして食が細くなってもタンパク質、野菜類は減らさないのがよいといいます。

そのときの調整は糖質で行う、つまりご飯などを減らすのです*2

 

筋肉がつくと脂肪が燃焼しやすくなります。

体の冷えがなくなります。

内臓の冷えに起因する不定愁訴がなくなり心の不調も減ることになります。

筋肉がつく、体力がつくと心の不調改善にきわめて有利なのです。

 

ξ

関節リウマチでも心の不調が伴うことが少なくありません。

それは関節リウマチの関節外症状として、リウマチ治療薬の副作用として、また治りにくい慢性病を悲観して、倦怠感を伴う心の不調が発生しやすいのです。

 

ある意味幸いなのは、身体障害があるのでその対策が優先して、心の不調などかまっていられない日常にいることです。

 

シンプルな例を挙げてみます。

リウマチ患者は手指が腫れて痛くて力が入らないうえ開いたり閉じたりすることがスムーズにできなくなる場合があります。グーパーができないのです。

僕は指関節が狭くなっているものの骨びらんはないので、あるとき割り切って整形外科的リハビリを開始しようと思いました。

大事故で骨折やら大けがをした人が懸命に整形外科的リハビリをして克服していく美談をときどきテレビで観ますから、リウマチ体操のグーパー運動くらい何でもないはずです。

アタターッと、毎度顔をしかめながら毎日続けていきます。

 

2~3カ月経つと、スムーズとはいえませんがグーパーができるようになりました。驚いたのは痛みが著しく減少したことです。

これは長らく続いた夜の湿布が大幅に減ることを意味します。

 

それが何であれ療養過程で小さな喜びを見つけていくこと!

こういう繰り返しで心の不調を押しやることが可能になると思うのです。

 

ξ

僕が精神神経科医なら初診のとき、患者の筋力検査、体力検査を実施したいと思います。

 

僕らがヤレヤレと思いながらも関節リウマチの回復を早めるため、運動やリハビリをして筋力、体力をつけていくと、身体の閾値が下がっていくことに気付きます。

運動といっても、外を歩く、外を走る、それが無理なら室内で体操・ストレッチをするといったものですが、続けているとあるときから外に出た途端、深呼吸、心身がスッキリするような感覚が訪れます。

感じやすくなるのです。

 

さらに続け、明らかに筋力や体力がついてきたことが自覚できるようになると、身体の振動や身体に力を込めるときのが、鋭く強くなっていることが体験できます。

こうした身体のが心の不調の不快に上書きされ塗りつぶしていくことが脳神経の仕組みとしてあり得るのではないかと思われるのです。

 

ξ

心の不調に、前向きに物事をとらえてみようとか、再び心を酷使させてどうするのでしょう。

精神神経科医は薬の処方で頭をいっぱいにし、心理療法家気取りはを逃がさないよう心の持ち方問題に終始し、心と身体の活動のバランス関心の外に置いています。

精神神経科医も心理療法家気取りも、患者(客)の心身のバランスをチェックするツールを持ったらどうでしょう。

 

ξ

精神神経科に駆け込むほどのパニックもなく、何とか日常を送れるのであれば、これが私というものと折り合いをつけ、

まず 外を歩く、外を走る、無理なら体操・ストレッチで筋力をつけ、

簡単には病気にならないだろうという体力の感触をつかむまで続ける。

これは3か月くらいでしょうか。

 

3か月経って筋力・体力の増加が自覚できたら、いよいよ、精神神経科に行くか、好みの心理療法家を訪ねてみるか考えてみます。

心の不調を治すには筋力、体力がいるのだと、身も蓋もないことからスタートです。

そうすればヘンな精神神経科医やヘンな心理療法家気取りを見極め捨てていく明晰さが失われることも無いように思えます。

 

*1:

 

yusakum.hatenablog.com

 

*2:日本応用老年学会理事長・医学博士 柴田博「なにをどれだけ食べたらよいか。」ゴルフダイジェスト社、2014年