たかがリウマチ、じたばたしない。

2015年に急性発症型の関節リウマチと診断された中高年男子。リハビリの強度を上げつつ、ドラッグフリー寛解≒実質完治を目指しています。

炎症する身体  その1

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180824/k10011592111000.html 慢性疲労症候群について思う 夫が台所に立ち、妻がごく近いテーブルで伏せっている情景(写真)はショッキングだ。 何か重い疾患や過度の不調を思わせ、その胸騒ぎが決して幸福なシーンには…

ワタシたちのロス率 と 7割のヒトの幸せ  その4/4

これは ワタシたちのロス率 と 7割のヒトの幸せ その3/4 の続きです。 ξ 株価チャートでも見るようにGoogle Search Consoleのクリック数の推移を眺めてみると相変わらず増加しています。*1 また、Google Search Consoleの期間設定にならって直近の過去28…

夏の夜の加湿器で、ノドの痛みを防ぐ

ξ 外を歩いていると、微かに金木犀の香りを感じるようになった。 まだ蒸し暑いが、異常な暑さは峠を越したようだ。 今年のような関東の夏は、家族の誰かが在宅している限り、エアコンは「24時間稼働」になる。 このためリモコンに触るのは ちょっとした外出…

ワタシたちのロス率 と 7割のヒトの幸せ  その3/4 

これは ワタシたちのロス率 と 7割のヒトの幸せ その2/4 の続きです。 加害的マイノリティの一つのパターン 人が、絶望や呪詛を超えて、自分ではもはや制御がきかない加害的マイノリティに至るかどうかはわからない、直接は結びつかないと考えています。 …

ワタシたちのロス率 と 7割のヒトの幸せ  その2/4

これは ワタシたちのロス率 と 7割のヒトの幸せ その1/4(それはそれで) の続きです。 被雇用者のロス率のこと 製造加工工場を考えてみると 日産何トン、何ケース、何袋という生産高の達成には、必ずロス率が見込まれています。 このロス率の設定は製造…

痛さ、を慰藉する記事

ξ ワタシが読ませていただく、ごくわずかなブログの書き手について、かつて次のように書いたことがあります。 そのうち僕が好きなのは、どんな記事でも、何か自分に言い聞かせているような特有な思いが伝わってきてしまう記事だ。 そのような記事にはウソが…

アクセス急増に、初めてGoogle Search Consoleを試してみる

ξ この8月半ば、3万を超えるアクセスをいただいています。 1万超えのお知らせがはてなからあった頃から、アララと思い、ワタシのような低位安定型ブログでも「アクセス解析」をよく眺めるようになりました。 直近のアクセス元はGoogle検索がトップで50%を超…

『劇場版コード・ブルー』への走り書き

ξ 『劇場版コード・ブルー』を観てきた。 混雑を避けようと、わざわざ平日を選んだのに、大きな見込み違い、夏休みでチケット売り場は長蛇の列だった。 ほぼ満席で、(見守り隊の)妻とは離ればなれになる席しかなかったので、次の上映回にずらした。 事前に…

ワタシたちのロス率 と 7割のヒトの幸せ  その1/4(それはそれで) 

ξ クソ暑い中ではPCに向かってあれこれ事務仕事をしているだけでも、ぐったり疲労感がある。 頭が疲れるということを実感する。 コピー機の前で立ったりしゃがんだりしていてもため息が出るし、大した労働に感じられる。 炎症反応(CRP)が、ワタシの最近値…

関節リウマチの経過のタイプと再発(再燃)について

https://www.astellas.com/jp/health/healthcare/sp/ra/04.html ξ 関節リウマチ患者にはよく知られている、病状の経時的変化の図は自然経過なのかもしれませんが 無治療という事態を想定していない今どきの患者としては、適切な治療が成されたとしても経時的…

風鈴の代わりの

ξ 近所の幼い子が、母親やお祖母ちゃんと外を歩いているとき ワタシのような他人に出会えば 「こんにちわー!」と大きな声で誰よりも先にしゃべるのが習慣らしかった。 母親やお祖母ちゃんが、顔見知りとすれ違うとき 「こんにちは」と挨拶しているのを見て…

関節リウマチの悪化への道

ξ 52歳の夫を亡くした女性 女性は、事実と異なる説明により高額な代金を払わされたとして、クリニックを提訴。対するクリニックは、医師の説明が「不適切なものであった」と認めました。当時の治療をどう考えているのか、クリニックに直接問いました。 NHK…

身体、 ココロ、 希望

ξ マジョリティ対マイノリティという対立軸は一様ではない。 社会規範、習俗によって異なるようにみえる。 以前は問題にならなかったのに今は事件になる、あの国では当たり前なのにこの国では違う、ある層には人権尊重的に振舞うのに、ある層は暴力的に抑圧…

抗菌薬(抗生物質など)は、関節リウマチの特効薬か

ξ 結論が出ないし気にしても仕方がないと思って触れてこなかったことがある。 しかし3年間の総括の、心残りにもしておきたくないので書き出してみることにした。 僕は治療途上で、突然発熱しMTX中断、ステロイド継続のまま、その感染症治療が加わった時期が…

腸と筋力について強調してみる

ξ 2015、16、17と~ ワタシの人生暗かった~ ッテカー! と、有名女性シンガーのご母堂の歌を 起き上がる拍子に口ずさんでいた。 寝床で、関節リウマチに付き合わされた3年間を振り返っていたのだ。 僕には、なんか総括みたいのが必要だ、いまを脱皮…

偏差値105とは、どんな世界か 

標準正規分布がもつ確率密度関数(Wikipediaから) ξ 僕の好みに過ぎないが、現在、新聞を購読していない。暇な週末にコンビニで買うことはある。テレビのニュースもほとんど見ていない。 気になるニュースがあれば、ネット検索のほうがはるかに速い。そのう…

「ハート・プラス」マークを淡々と使う  その2/2

これは 「ハート・プラス」マークを淡々と使う その1/2 の続きです。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180320/k10011372351000.htmlから ξ 卑弥呼のような神官が支配していた古代は、病気や怪我や障害は祖先の因果応報(それは神による罰)などと考え…

「ハート・プラス」マークを淡々と使う  その1/2

ξ 電車に乗ってた。 優先席にヤンキー風な人が座ってた。 杖をついたお年寄りの方が入ってきた。 スーツの人がヤンキー風な人に注意をした。 ヤンキー風な人は渋々席を譲った。 お年寄りはスーツの人にお礼を言った。 ・・・・・ ヤンキー風の人は電車をおり…

足の裏の痛みから解消する

http://www.asics.com/jp/ja-jp/running/pronation 足裏の痛みのこと 現在、背中から下のほとんど、つまり背中、臀部、脚、足裏の痛みに付きあっている。 これらが就寝のような安静時に痛み、目が覚めることがあるのにはうんざりである。 昨年末に、左足の膝…

信ずるものは救われる、とは限らない【断章4/4】

これは 自己超越的な世界への「帰依」について 【断章3/4】 の続きです。 解毒され慰謝される関係先 僕らは多様な他者の前にいる。 他者とは、身体、自然、ヒト、組織、エンターテインメント・思想・学問のような文化、フォーマルあるいはインフォーマルな…

自己超越的な世界への「帰依」について【断章3/4】

これは 拡張する心、自分を「他者」として切り分けること 【断章2/4】 の続きです。 ξ 覆面強盗のように花粉症の完全武装をして、霊園に行ってきた。 まだ歩くのがおぼつかない幼児と手をつなぎ、花と手桶を抱えた若い夫婦に何組か出会った。 彼らが子供の…

拡張する心、自分を「他者」として切り分けること【断章2/4】

これは 制御しがたい心、デパスをやめた 【断章1/4】 の続きです。 ξ 1年半、細々と続けていると、自分のブログの性格がわかってくる。 余暇はリハビリ(体操やウォーキング)が最優先、かつ気力・体力の範囲内のことなので、長すぎた記事を半分に分ける以…

制御しがたい心、デパスをやめた【断章1/4】

ξ いま僕は、夕刻 ヨドバシAkiba横のアーケード JR秋葉原駅と地下鉄日比谷線入口階段を結ぶ VIE DE FRANCE店外の椅子にいる。 旋回させた眼の先の 単調の靴 萎凋の鞄 何より みすぼらしく曲がった手 うっとうしい脳。 原色のディスプレイと 滑らかなフォント…

カーリング女子 「そだねー」と「そうだね」

スポニチアネックスから ξ ピョンチャン・オリンピックが終わった。 韓国とは時差がないので、テレビを見ることができる夜に予定されている競技はライブで観ることができた。 結果が分かっている競技の録画はたいして面白くない。 このため、圧倒的にスピー…

「教育」から、逃がせ子供を!

NHK NEWS WEBから ξ かつて、子ども(男子)が幼稚園に入って、しばらくシュンとして帰る日が続いた。 人生最初の他者(=親)と築いた人間関係では、王様のように君臨して過ごせたのに新しい小共同体では通じなかった。 子どもは、新たな小共同体で「先生」…

花粉症と関節リウマチとT細胞

花粉症の季節が来る 東京の、大雪の翌朝のパッとした明るさは、台風一過のときと変わらない。 キラキラ白く輝く屋根の群れ、ジャーッと跳ね上げる自動車の群れ、ガリガリ削る雪かきスコップの群れ。 お祭りのようだ。きょう午前中は、ゆっくり2回に分け雪か…

大人になること、子どもでなくなること  その4/4

これは 大人になること、子どもでなくなること その3/4 の続きです。 5.「大人になること」への慰藉について 90年代に誕生し、高校やら大学に進学でき何とか就活や就職までこぎつけられた若者は幸運だ。 バブル崩壊以降、リストラが日常化し、勝ち組、負…

大人になること、子どもでなくなること  その3/4

これは 大人になること、子どもでなくなること その2/4 の続きです。 4.「なにものか」でなくてもよい場所 大阪で「なるにわ」という活動をしているNPO法人がある。 その活動の趣意は次のようである。 www.foro.jp いまの世の中、なんだか、みんなが値踏…

大人になること、子どもでなくなること  その2/4

これは 大人になること、子どもでなくなること その1/4 の続きです。 3.「子どもでなくなること」と 希望 今のところ、「大人」・「子ども」・「マジョリティ」・「マイノリティ」・「成長」などの言葉について、僕はその定義をはっきりさせないまま用い…

大人になること、子どもでなくなること  その1/4

『リベンジgirl』公式サイトから 1.『リベンジgirl』のあとに 今年の下期は、週末の雨模様ばかりでなく、体調不良や再び杖に頼るような足の痛みが続いて 絶好のシーズンにゴルフから遠ざかってしまった。 もう走ることまで望まないが、ワイワイとやる運動…