ξ
ワタシの知人が40度を超える熱を出して病院に搬送された。
診断は熱中症であった。
ここ数年の日本列島の熱波は、ヒトゴトのように、灼熱の季節!とかのんびり言っていられない、死を招く現在進行形の「災害」である。
さすがに炎天下では用心するだろうから死亡事故は少なく、自宅家屋での死亡のほうが圧倒的に多い。
だから自宅でいかに安全に過ごすか、安全に寝るかが問題になる。
きょうも各地で気温35度超える 熱中症に厳重な警戒を | NHKニュース
ξ
自宅で冷却設備(エアコン)を使うことが前提の対策である。
① 一日一善ならぬ一日一事とする。明日でよいことを今日、頑張ってやらず「先送り」する。
② エアコンは24時間稼働で構わない。電気代より命が優先。
③ 夜のエアコンは、布団をかけて寝られる温度に設定する。体験ではタオルケットのみで汗ばむような温度ではよく寝られない。頭だけ出して寝るくらいの低い温度設定のほうが明らかに寝られる。
④ 場合によって、ソフトタイプの冷凍保冷材をタオルに巻いて枕の上に置く。氷をいれた水枕でもよい。頭を冷やすことは非常に寝つきをよくする。
⑤ 空気が乾燥するので使い捨てマスクをして寝る。マスクだけでは翌朝、ノドの痛み・違和感がある場合は、加湿器を使う。加湿器は夜寝る前にエアコンの真下くらいに置く。ワタシの場合は、湿度設定50%以上でノドの痛みはほとんど無くなる。*1
⑥ サラシノハラマキの気分で、万一、お腹を出したまま寝ても腹や腰を冷やさないよう、腰に巻けるくらいの大きさのタオルで腹巻をする。腹巻はパジャマのゴムで押さえれば十分。
⑦ 足先は冷えに敏感だし、寝ていて布団の外に足が出ることはあるから緩い靴下を履く。
⑧ あとは暑さに気後れせずビシッと暮らす。
これらの対策がどれほど有効なのか、そのエビデンスはワタシにはわかりませんが、こんな感じで「災害」をやり過ごそうとしています。
いずれ夏は終わる、というのが救いでしょうか。
《約1年後、2020年夏の追記》
上記のうち、④以外は続いています。④を忘れるようになったのは、頭の熱感があまり気にならなくなったからです。