たかがリウマチ、じたばたしない。

2015年に急性発症型の関節リウマチと診断された中高年男子。リハビリの強度を上げつつ、ドラッグフリー寛解≒実質完治を目指しています。

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

寛解なのに痛むなんてあり得るだろうか(その2)

これは 寛解なのに痛むなんてあり得るだろうか (その1) の続きです。 ξ がんで放射線治療を終えた知人から連絡がありました。 治療の後遺症で関節が痛み、ある健康食品を飲んでみたところ非常に効いたので連絡してみたとのことでした。 半年以上ゴロゴロ…

寛解なのに痛むなんてあり得るだろうか(その1)

ξ この記事は、5月22日(日)夜に書き始めています。 今夜は満月なのです。よく晴れて南の空にあるのです。 カーテンを開けると部屋の床を低く奥まで照らします。 電灯を消して真っ暗にし、妻とカーテンを開けたり閉めたり、月あかりのかたちをいろいろ試し…

鬱屈をためるより絶望しよう

ξ 4月の病院で、同じ診察室から呼ばれるのを待っているらしい僕より高齢のご婦人と会話しました。 手指が変形していたのでベテランのリウマチ患者と思われました。 それが小さなものであれ大きなものであれ、あまりに多くの絶望を繰り返してきたので、絶望と…

医療機関の地域連携は本当に必要だと思う

ξ 僕がPSL/day+MTX/weekで20㎎に達していた頃は、強い免疫抑制下にあったでしょうから、危ないなぁとは思っていて、「38℃以上の高熱のときは、すぐ近くの医療機関を受診するか主治医に相談してください」という注意書は、いつも気にかけていました。 ある日…

ステロイド、離脱のとき

ξ ようやくステロイド(プレドニゾロン)の離脱について記事を書ける時がきました。 ゴールデンウィークに入り、この1年のリウマチ治療の僕の姿勢を振り返ってみました。 ① 層の厚い標準的な治療を選択する。調べても治療効果のはっきりしない=エビデンスが…

足の皮膚症状とゴルフシューズ

ξ 足首や足の甲が見事に腫れて歩きにくい時期が続いたので、外出時、もっぱら履く靴は1種類に決め、紐を緩めて引きずり歩きをしていました。 他の靴は腫れた足ではきつく履けなかったからです。 ξ 関節リウマチになると、血管炎により手足の血液循環が悪くな…

患者からみた安保式免疫療法のオカしさ

ξ 安保徹氏が提唱する自律神経免疫療法は、自律神経のバランス(白血球の中のリンパ球と顆粒球の割合)を整えて免疫力を高め、病気を予防・治癒させる療法*1とされています。 免疫力とは何かについては以前、話題にしましたが*2、リンパ球と顆粒球の割合を整…