たかがリウマチ、じたばたしない。

2015年に急性発症型の関節リウマチと診断された中高年男子。リハビリの強度を上げつつ、ドラッグフリー寛解≒実質完治を目指しています。

2018-01-01から1年間の記事一覧

制御しがたい心、デパスをやめた【断章1/4】

ξ いま僕は、夕刻 ヨドバシAkiba横のアーケード JR秋葉原駅と地下鉄日比谷線入口階段を結ぶ VIE DE FRANCE店外の椅子にいる。 旋回させた眼の先の 単調の靴 萎凋の鞄 何より みすぼらしく曲がった手 うっとうしい脳。 原色のディスプレイと 滑らかなフォント…

カーリング女子 「そだねー」と「そうだね」

スポニチアネックスから ξ ピョンチャン・オリンピックが終わった。 韓国とは時差がないので、テレビを見ることができる夜に予定されている競技はライブで観ることができた。 結果が分かっている競技の録画はたいして面白くない。 このため、圧倒的にスピー…

「教育」から、逃がせ子供を!

NHK NEWS WEBから ξ かつて、子ども(男子)が幼稚園に入って、しばらくシュンとして帰る日が続いた。 人生最初の他者(=親)と築いた人間関係では、王様のように君臨して過ごせたのに新しい小共同体では通じなかった。 子どもは、新たな小共同体で「先生」…

花粉症と関節リウマチとT細胞

花粉症の季節が来る 東京の、大雪の翌朝のパッとした明るさは、台風一過のときと変わらない。 キラキラ白く輝く屋根の群れ、ジャーッと跳ね上げる自動車の群れ、ガリガリ削る雪かきスコップの群れ。 お祭りのようだ。きょう午前中は、ゆっくり2回に分け雪か…

大人になること、子どもでなくなること  その4/4

これは 大人になること、子どもでなくなること その3/4 の続きです。 5.「大人になること」への慰藉について 90年代に誕生し、高校やら大学に進学でき何とか就活や就職までこぎつけられた若者は幸運だ。 バブル崩壊以降、リストラが日常化し、勝ち組、負…

大人になること、子どもでなくなること  その3/4

これは 大人になること、子どもでなくなること その2/4 の続きです。 4.「なにものか」でなくてもよい場所 大阪で「なるにわ」という活動をしているNPO法人がある。 その活動の趣意は次のようである。 www.foro.jp いまの世の中、なんだか、みんなが値踏…